からあげくんは、高校卒業と同時に帰宅した。
とりあえずは家で暮らすと言う選択は誰も口にしなくてあたりまえにそこにあった。
しかし、まるさんは作業所や生活介護施設を回るなか、ケアマネさんの勧めで施設も見に行き、面談もしたのだ。
いつかのために。
ケアマネさんはそういいながら、早めに申し込むメリットも話してくれた。
勧められてるわとかんじた。
嫌な気分にはならなかった。
この人は一人っ子のからあげくんの人生を考えてくれているとかんじたからだ。
その施設は天涯孤独なかたのための共同墓地があり、そこで葬儀して供養もしてくれるのだと言う。
からあげくん、当時高校一年生。
まじか!😱
障害児の親はこの年齢から葬式や墓の事も考えなきゃいけないんだなぁ。
結婚や孫じゃないんだ。
とふんわりと意識していたものをガンと突きつけられた気がした。
どうしようか、悩んだ。
私的には、両親ともに施設や病院に入る、もしくは介護が必要になったら。
各々入れる施設を探して解散!
というのがギリギリまで家族で過ごせる最高のシミュレーションだったが。
まず、
そんな状態になって誰が施設を探すんだ?問題
家の処分や、息子が最後に残らない順番で施設は簡単に見つからない問題
が浮上する。
ならば、息子を入れるタイミングで施設にいれておくか?
となる。
すぐに施設にいれる親を子供を捨てた的にいう人もいるが、それ違う。
明日、なにかがあっても子供が生きていける場所を確保しておくのも愛だ。
しかし
踏ん切りがつかない。
からあげくんと話し合った。
どうおもう?って。
するなら独り暮らしをしてみたい。
施設は嫌だ。自由がほしいんだ‼️
独り暮らしはお金が厳しい。
あとからあげくん一人で❗の部屋が借りれるかな?手伝いはほしいんだよね?
いえでもいい?
そうか。自由がほしいのか。
なるべく干渉しないようにするよ。
親がいなくなってからひとりっきりでくらす自信はないんだね。
色々話し合い。
当面施設は考えないが、親の片方が弱ってきたら探すことや、ここにヘルパーさんをいれてやれないか考えよう。
使えるサービスや制度が増えるかもしれないからね❤️
病院近くへの引っ越しもいざとなれば考えるし。
期待を持ちながら暫く家族三人暮らしを満喫しよう。
と言うことでおちついた。
からあげくんは私たちより長く生きられるだろうか?
障害児も健常児も子育ては同じように大変というし。
ある意味納得するところもあるが。
死ぬまで責任を持ちながら、自分の老後も考えねばならない障害児の子育てはなかなか厳しい。
いくらあれば家族三人がまともに死んでいける?
この問題が実は今一番不安な案件だ。
つらい話題だよな。
ってことで。
からあげくんと話したように、誰か一人が弱るまで保留。
考えない‼️
ということを選択。
全てを真剣に先回りするように生きるのは安全策だが辛い。
そう。
つらいんだよー。
もうまるまる感情論
行き当たりばったりだけど
ごめんね、ごめんねー⤴️