きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

おじの葬儀と母との喧嘩3

私はよくなく子供で大人だった。

私の泣くは、言葉を飲み込み嗚咽を代わりにだし、悔しさ、怒り、悲しみをぐっと腹の底に沈め人から隠す行為だった。

 

毒を飲むようなもので、たいてい泣くと翌日熱を出して寝込んだ。

 

そうしなきゃならないくらい我が家には

言ってはいけない、感情を見せてはいけない、笑ってすまさなければならない事がたくさんあった。

だから私はずっとこうやって、幼い頃から何もかも飲み込んできた。

ようやく最近言葉に出来るようになり私は言った。

 

お母さんは私が苦しい話をしても

あらまあ、程度ですますよね?

性的いたずらされたときいたときでも、優しい言葉なんてなかった。

あらまあ。だった

 

いじめられてた話しのときは

あのときは私は生きさせるのに精一杯だった。

それだけ。

優しい言葉のひとつもなかったじゃない?

 

義妹のことも捨てられたから ?

今さら普通の家庭を望んでも無理?

 

わかってるよ、だからずっとだまっていままできたのよ。

今ようやく話せたの。

 

私は今のお母さんの話をしてる

 

おばへの不安もお母さんが話すからとも、責任持つとも言わない。離婚しないってことは責任もあるんだよ?

年金の分割や家や微々たる共有財産を当てにして

私は頑張った❗この権利を放棄したくない。

 

 

 

というけど。

私は家がまだ有るのか、借金があるんじゃないかと心配してるよ。

相続放棄すべき可能性が山のようにあると

思ってる。

そこまで権利にしがみつくなら責任もあると私は思ってるんだけど母には受け入れられないみたいだった。

苦労は十分した自負があるんだろうし、そこは認めているんだけど、でも母の行動や言葉には子供たちへの気遣いや愛や優しさが見えないのが辛いのだ。

 

優しい言葉をかけられなかったのはごめんなさい、いきなりのことに言葉が出ませんでした。

ただ、

先日のおばさんの葬儀は長男がもしゅでしたよ?

あそことうちは同じでしょ?

なんか、やっぱり…なのだ。

自己保身が必ずはいる

そして、子供を守る最善の策より、自分を守る最善の策なのだ

 

あそこの長男の受ける視線と弟の受ける視線はちがう。

わかるよね?

お母さんは自己防衛ばかりなんだよ。

私や弟は子供だからある程度は罵られても仕方ないと思うよ、でもお互いの配偶者は違うよ。特に義妹守るってそれは絶対だよ!

ある程度は筋を通してくれなきゃ私も出来ない

 

 

貴女にそもそもたのんでないでしょ?

 

 

え~!

嘘だと思ったけど意地悪に聞いた。

二人で火葬って弟と嫁やった?

弟とお母さんやった?

なら私は部外者なのにわるかったよ。

 

とんだお節介で非常に無粋だったし、いらんことばかりだよね、私は除外してあげるからね?心配しなくていいよっていう優しさを大きく誤解してたことになる。

 

どっちのつもり?

弟と話し合うときにお母さんの意思として伝えるから。

 

 

弟とお母さんです。

お母さん一人で出来ることならば、それでもいいです

でも、私が家を出たときと言われてることがまるでちがいます。お母さんはなにもするな、言うなといわれましたよ。ずっと守ってきたのに。老いては子に従えだと思いました。

 

ちがうよ、あの時は洗脳みたいになってたよね?勝手にかえると死んじゃってたよ?

だから弟はああいったんだよ。

 

わかってるよ、でも奴隷として生きる方が落ち着きます。まだ洗脳はとけません

 

わたしは本当に怒ったの。

 

あんなに頑張ったのに、思ってはいても尽力した子供に奴隷として生きる方が落ち着きますなんて。洗脳はとけません。

お母さんがとけてないのに子供だった私達がなんともないわけないじゃん。

 

いつもいつも自分の事ばかりだと思った。

だからもうわかった❗なんもしなくていい。

とキレてしまった。

言っていい言葉といけない言葉があるって

 

 

そして、母もキレた

 

ホントに怒りますよ!誤解だらけ❗なんでわかってくれないの?わたしはかわっていませんよ。わたしがおかしいのか?

 

かわらないからだめなんだよ、おかしいよ色々。

今までお母さんが大好きで、だから守りたくて、幸せになってもらいたくてなにも言わなかったけど、私が何か辛さを吐き出すと聞きたくない、忘れて暮らしたい。子供といると昔を思い出す。

なんてふつうにいえるのおかしい。

 

普通の家庭なら何度も何度もぶつかり大人になるんでしょう。

私はこんなに自分の意思をぶつけたのは初めてでした。

 

いきなり転校だといわれても理由は聞かなかった。

かたくなに変更させようとするサンタのプレゼントは高いのなんだと本当に欲しいものはクリスマスも誕生日にもねだらなくなった

殺人者だといわれてもそうなんだと受け入れ、

人生終わったな。といわれてもそうなんだと受け入れた

進路も唐突に母に勧められた学校に、学校内で一人もいかない所を受け入れた、いかにも行きたいという顔をして。

きっと私はそこしか経済的に行けないんだと悟っていた

 

だから

 

 

そういう喧嘩をはじめてしました。

 

 

でも、私も言いすぎたし、大人げなかったからこじれるまえに改善修復しなきゃと翌日

余計なことはなにもいわず。

 

おはよう

昨日はごめんね。

 

のLINEを送った

旅の途中欲しいと頼まれていたものもあったから、ついでに整理しやすくする収納もセットで送ろうと

 

クローゼットの奥行きはいくつですか

とつけたして。

 

母は、

おはようございます。

体にきをつけてね。

 

 

 

まるでお別れの台詞じゃないか。

 

私は愕然とした。

 

続く。