きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

梅雨を生きる

私のなかによく渦巻いている負の要素が

羨ましさ

情けなさ

罪悪感

の三つ。


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本当はもっとたくさんある。

 

カオナシよりもっと真っ黒で欲しがりでさみしがりやな私。

 

私はいつだって人が羨ましい。

健康な人。

健常な子供を持つ人。

穏やかな子供時代。

仕事を持てる人。

他にもたくさん。

 

そしてその浅ましさが情けない。

 

そして、

死ぬほどの病でもないのよ、私!情けない。

こんな風に思い息子に申し訳ない。

だけど、やっぱり健康に生めなくてごめん。

あの父の防波堤に一人でなった母にごめん。

仕事も出来なくて病気だらけでごめん。と旦那に。

 

 

だけど。

負の気持ちは私を淀ませるだけではなくて。

私を奮い立たせるきっかけにもなっている。

 

与えられた幸せを私はその何倍にも増幅させて輝かせてやる❗

野心を抱いている。

 

幸せそうだと、

楽しそうだと、

悩みごとなんて無さそうねと、

 

 

周りに痛々しく見えなきゃいいなと怯えながら飄々と生きようとしている。

 

 

美しく生きたいと書いたことがあるが。

それだ。

こんな気持ちを抱えながらも、

強くて、しなやかで、美しく、潔く生きたいと思う。

 

私は体調的にも物理的にも梅雨が苦手なんだけど。

 

私は、青春のあとの短い初夏のあと

長い長い梅雨を生きているように思う。

しとしと泣いて。

わんわん号泣して。

たまに笑う。

 

雨と雨の切れ間にあらわれる薄いベールに覆われたようなブルーの空や、

不純物が全部流されたような碧とほんのり雨の残り香のする空気

に触れると背筋が伸びる。

こんな晴れ間が私の人生の中の輝きや穏やかな時間と重なり、また頑張らねばと思う。

 

まるさんは人生を楽しんでいるな。

と思って貰いたいから。

 

私は、哀しみと並行して楽しい日々も綴る。

 

きっと、私と同じような生き方をしている人がたくさんいる。

だから私も頑張ろう☺️

 

長い梅雨は明けるのか。

私は、梅雨明けを待たずに人生を終えるのか。

盛夏なんて華やかな時期や、

晩秋なんて穏やかな時期を

私は想像できないんだけど。

 

柔らかな雨なら、ずっと梅雨でも私は生き抜けそうなそんな気がする。

 

明けない夜はないとかいうけど。

明けない夜もあるし、終わらない梅雨も人生によってはある。

この中で私がどういきるかだ。

そう思う。