きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

人生死ぬまで勉強

母のスゴいところは勉強家であるところ。

観光ガイドをしたり、史跡の研究をしたり。

まぁ、パワフルに動き回ります。

 

勉強のためのひとり旅。

図書館通い。

大学の一般向けの講座。

 

 

分野も多岐にわたり、我が親ながら天晴れです。

 

きっと母はこんな人だったんだけど。

父との生活で母は萎縮していた。

父は自分以外の人が誉められるのを嫌ったし、いつだって一番賢いのは自分でないと嫌だった。

だから母は私のなかであまり賢くない人であった。

お母さんはバカやな、

お母さんはダメやな、

ついでに私も弟もお前バカやな!

といわれていた。

私のなかで父は偉大ですごくできる男だった。

 

 

そんなまやかしのできる父とわかれて暮らすようになってからの母の目の輝きにはびっくりさせられた。

母は今私がみるいつの母よりも輝いている。

そして古文書に記述が❗

館外持ち出し禁止書庫で見つけた❗

とか怖いくらいキレキレだ。

 

 

私にもその血が流れてるはずなんだけどな?

祖父も勤勉な人で、いつも本に埋もれていた。

 

 

本当は私も本が好きで、年間300冊くらい読んでいたのに、パニック障がいにもなり読めなくなった。

哀しいなあ。

いつか、母のように打ち込めるものを見つけたとき、難解な本を読めるようになりたい。

とりあえずは好きな作家さんの新作や、気になって買ったのに半ばで挫折した本が読みたい。


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ビブリアも、氷菓シリーズも、太刀洗万智も、道後温泉湯築屋も伊坂さんも有川さんも乃南さんもダンブラウンだって読みたい。


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母への尊敬は少しばかり羨望混じりだ。