きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

美しい生き方をしたい

私には私なりの美学があって。

美しく楽しく生きたい。

 

着飾るとか、の見た目の美しさではなくて。

穏やかに美しい生き方をしたい。

 

家族が居心地良く、幸せいっぱいに過ごせる空間や瞬間を作り、他人に惨めだと思われない幸せな顔をしていきたい。

 

作り物ではない本物の幸せな顔をして生きてやりたい。

障害者いるのに?お母さんメンタルクリニックに通ってるらしいよ?

なのになんか幸せそうね?

と思われたら最高だ。

 

小さな障害児を育てている疲れはてたお母さんが怖がっている将来に希望を持てる生き方をしたい。

他人を蔑んだり、バカにしたり、うらやんだり、うちの方がましだなんてくらべたりして相対的に幸せな気分になるんじゃなく。

自分らしい生き方に満足できたら嬉しいと思う。

 

からあげくんは多分ずっと働けない。

それでも、彼は自分の障害を受け入れながらも胸を張って、人生を楽しんで生きて欲しい。

 

ぼんやりした内容だけど。

ぼんやりしていて当然。

私達はまだどう楽しく生きていくか決めきれていない。

どんな風に楽しく生きようか?

コロナ禍にいたって私は幸せに生きたいと思っている。

本当は辛いんだけどね。

ちょっと強がり、ちょっと背筋を伸ばして、唇に笑みをのせて、陽気な声を出す。

すると、すこし陽気な気分がやって来る。

 

寝袋を買ってベランダで夜空を見ながら家族で寝てみる?

 

リビングにでっかいテント立ててみない?

 

外に出られないからこそ、いまはアウトドアな楽しみを妄想しワクワクしている。

この寝袋やテントは災害備蓄のためにずっと手に入れたいもので将来キャンプに行くつもりはない😂😂😂

いくならからあげくんが行きやすい、トイレやエアコン完備のコテージにする。

 

私達家族らしく、健常者を羨むだけにしない生き方。

それが美しいと私は思う。


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羨むだけにしない、のだけが大事。

だってやっぱり羨ましいもの。

私達より選択肢の多い幸せがある。

色々な未来がある。

羨ましいに決まってる。

 

だけど、私達にも選択肢はある。

幸せな道はたくさんある。

どんな時も。

 

私は今、ジャズを聴きながらアールグレイにちょっとブランデーを滴し。

間接照明の部屋でお香を炊いて過ごしている。

優雅で幸せそうでしょ?

 

あら、靴下に穴が空いてる❗

脱いじゃえば、ほら優雅な夜に戻った✨


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ちょっと強がりながら紅茶をすする。