きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

無駄にいきる幸せ2

前回は時間についてかいたが、今回は無駄なものについて書こうと思う。

 

無駄なもの=生命を繋ぐに必要ないもの

 

という意味で無駄としたが。

正直無駄、ってないきがしてる。

その人に必要なものと必要ないものがあり

必要なくなれば無駄となるのだろうな。

 

私は一時期、病的なくらいものを持つことを嫌っていた。

我が家はいまでこそ生活感があるが、以前はモデルルーム並みにものがなかった。

 

住んでる?

 

と言われるような家だった。

 

毎日何を更に捨てるのかを考えていた。

 

ものが増えるから、ハンドメイドから遠ざかっていたし、ものが増えるからあまり買い置きをせずギリギリの在庫で生活を回していた。

 

これは良いこともあったが、やはり少し行きすぎて息苦しさもあった。

ホテルに住む感覚で、どこか空間がよそよそしかった。

 

よそよそしい自宅って😅

とリラックス出来るものから少しずつ物を増やしてみた。

 

でも。

やっぱり。

空間も無駄な空間があると心に余裕ができる。

 

というのが私にセーブをかけるし、

幸せになれなかった。

 

つまり、私にとって無駄な空間は一番必要なものなのだと思う。

だから、私は音楽や香りや光や植物を足した。

そうするとよそよそしかった空間が一気に和らいだ。

 

 

 

逆に、からあげくんはビィレッジヴァンガード的な空間に身をおくことに幸せを感じる。

 

だから彼の部屋は私からすると無駄なものが溢れているのだが、彼にすると空間を埋め尽くす

好きなもの

が何より心に彩りを与えるのだろう。

 

とんかつくんは高級車を買った。⬅️我が家基準

グレードで悩むから私は一番上を勧めた。

いまが多分彼の気持ちを満足させる車を買う最後のタイミングだ。

だから、次は車種もグレードも全て大幅に下げると約束して思いきって貯金を切り崩した。

が!

乗らないんだ。(笑)

取っ手が壊れた古い古い軽自動車⬅️元私の愛車に乗りまくる。

でも、満足感は半端ないみたいだし、あまり乗らない事実は勉強になった。

とんかつくんには最高の買い物体験になったし、必要な買い物だった。

 

 

コロナ禍になり我が家にはものが更に増えた。

これはある意味当たり前だろう。

今まで外注していた

目で味わう幸せを、自宅に求めたから食器や調理家電が増え。

 

買いに出る不安感を減らすために、ネットまとめ買いが主流になり在庫が増えた。

 

ソーシャルディスタンスを保つためのものや消毒、マスクなど今までたいして必要とされなかった物もはばをきかせはじめた。

 

消耗品はなくなるし、心を豊かにしてくれた雑貨や家電もいつか壊れる。

その時、もう必要ないと感じたら買い足さない。

それで良いじゃない?

と思うと気が楽になり、実は私は昨年たくさん買い物をした。

 

今、私はたくさん不安で。

たくさんなにかを必要としているらしい。

人生の中でもこんなに物を必要とした事は初めてだ。

 

でも。

これは無駄ではないはずだ。

今は家族の心やからだを壊さないように必要なものが多い。と割りきっている。

 

逆に、化粧品や被服費レジャー費の支出はなくなった。

この素敵な支出がまたできるようになりますように。

そして無駄な空間が広がるようにまた少しものが手放せますように。

 


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