さて、さて
手に汗握るカミングアウト編をはじめます。
買うまでに俺からはなすわ。
ととんかつくん。
いつまでたっても話さない。
からあげくんのサンタに対する期待は膨らみきっている。
わたしゃ、もう自分で言うしかないかと思ったよ。
何度も😓
そしてのみこんだ。
電気屋に行くその日まで話していない。
行く車のなかでもからあげくんは何しに行くかを知らない。
まるさんは焦っていた。
いつゆうねん‼️
関西人でもないのにインチキ関西弁を胸中で何度も呟いていた。話しときゃ良かった。
とんかつくんは涼しい顔だ。
そして、電気屋の入り口のベンチにとんかつくんが座った。
まぁ座れ。
からあげくんは?????
わたしは
ここで、今かい!
と思いながら見守った。
○○。⬅️名前
実はな、サンタはおらん‼️
え?
プレゼントくれよった。
全部父さんと母さんからだ。
え?
コーヒー無くなってた。
母さんが飲んでた。
え?
サンタはおらんの?
おらんことはないけど。
小さい子には言うなよ?
プレゼントを渡してたのは父さんと母さんだ。
じゃ、タブレット買いに行くか!
まぁ、色々と精神論理的サンタの有りようについて、優しい言葉で話してはいたが、からあげくんには入っていかないし、私もなぜ今いうのさー!
家で話してきたら良かったやん‼️
という気持ちが渦巻いていてよく覚えてはいない。
え?え!えーと🙀
からあげくんは明らかに呆然としていて
あんなに楽しみにしていたタブレットもぼんやりとしたかんじでフラフラ😵💫しながら選び帰宅した。
サンタがいないと知った中二の冬。
我が家のファンタジーの世界ががらがらと崩れて消えていった。
このころ、鬼や天狗もうたがいはじめ、彼は現実的になっていったし、
クリスマスツリー🎄早くだして!
サンタがこられない‼️
ともいわなくなった。
ツリーを処分したのはその頃だ。
たくさんのクリスマスグッズやハロウィングッズを寄宿舎に寄付して我が家から子供のための飾りつけが消えた。
息子は寄宿舎にいて、小学生の後輩のためにサンタの秘密は決して口にしなかった。
しかし大人になってしまった。
家庭にファンタジーが満ちているのは大人の親たちも少しだけワクワクとする。
ディズニーランドに足を踏み入れたときのような感覚だ。
息子にかけた魔法をとくと、我が家に満ちていた魔法は全て霧散して親まで現実に引き戻された。
クリスマスプレゼント?
いまや、
ボーナスお小遣いに姿を変えた。
現金でっせ?😂😂😂
なんだかな~
サンタがいた世界。
楽しかったな。
あなたの家にはまだサンタがいますか?