きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

批判を覚悟して書くこと。

息子が今年も無事歳を重ね。

私たち夫婦はとりあえず生き残れていて(笑)

今年は終わりそうだ。

 

なるべく考えないようにしているからもしかしたら違うかもしれないが。

息子の病気が出生前にわかり、生存率三割(障害をもつ可能性も含む)の手術を望まず最高でひととき、最低で1日の命だった場合。

産んでいたであろう第二子が今頃、受験していたであろう。

とふと思った。

第二子は息子の手術をベストタイミングに行うために諦めた。

運が良ければ息子もいて、第二子もいた。

しかし、私たちは諦めた。

第二子に障害が出る可能性が高く、またそうでなくても付き添い入院に赤ちゃんは連れていけない。

 

そもそも、息子の命を諦めていたら、下の子と生活していて障害児を育てる世界にいなかったかもしれない。

 

私は病んでいなかった可能性が高いし、旦那ももう少し健康を保てていたはず。

 

リフォームのタイミングを考えると下の子の進学のために多分マンションを購入したはずだ。

 

私の生活は違ったし。

私の人格も今とは違った気がする。

 

 

息子の手術は旦那が決めてきて、帝王切開で予後が悪かった私には、手術の準備が進んでいるなかで一応再確認と言うかんじで医者は確認を取った。

 

対面した息子を横目にすれば

手術するしかあるまい‼️

とある種アドレナリン全開みたいな脳みそで考えたが、生まれる前にわかっていて、考える猶予があったら、どうしただろうか。

じつは

まわりの医療機器に何年も繋がり家にも帰れないあの子達は幸せか、そんなことを絶対考えた。

自分の人生も考えた。

 

障がいオンパレード❗がわかり、

暗黒期を抜けた辺りで、

 

ようやく口にしたが。

リセット機能があるなら妊娠前に戻りたかった❗

と。

 

息子を愛してるし、いない生活が考えられないいまだからいえるんだ。

 

愛してるから苦しいし

 

愛してるからリセットして、健康な息子と会いたかったとかいうんだ。

 

健康に生まれた息子はたぶん、先の仮定と同じく。

今の息子ではない。

わたしも今の私ではない。

ならそこにいまと同じ愛はあるのか?

わからない。

 

結局タラレバ❗

 

 

リアル人生ゲームの車に乗った私たち家族は、いまどのあたりを走っているのか。

 

次のルーレット。

 

年末ジャンボで10億あたる。

 

のます目を狙いたい。