きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

かぞくの正しさ。

旦那が鬱になり、我が家は隣にすむ義母にも、同居の息子にも秘密にしています。

義母、安定剤に頼り、人の何倍も心配性。

息子は義母にばれないためと、今は彼に苦しい時期だから負担を減らしたいから。

テレワークしてることになってます。

 

 

私は旦那には叱られると思いますが、私は自分の兄弟と旦那の姉妹、母、信頼できる友人二人に話しました。

理由は親世代の一大事にいち早く駆けつけられないかもしれない、てを借りるかもしれないので根回し。

そして、一人で立つ怖さの軽減。

しょうじき後者が強かった。とおもいます。

 

私の兄弟は既読スルーでいいよというとその対応。

旦那の姉妹には、渋い返事がきていまやり取りをしています。

いまは良くても後で知らなかった、教えて貰えなかったというのは家族として辛いのでは、話した方がいい。お母さんが可愛そう。

というかんがえです。

 

たしかにそれは正しい、

しかし、うちは息子を育てるなかで話さなくてもいいことをはじめのうちは話していて苦しませてしまったのです。

それは一般家庭の困り事の共有レベルではないものです。

命に関わる事案が多かった。

差別や偏見、いじめに、増える病気、普通といわれる成長と違うみちへひた走ることへの不安。

 

義母は息子を愛してくれているから辛かった。

息子は自分がいつ死ぬのかおびえていた。

 

私には嘘がないことが正解だとはおもえないのです。

私には息子と同程度の障害、病気をもつなかよしさんが5人いたのですが、今生きているのは一人になってしまいました。

その事を私は旦那の姉妹に今、はじめてLINEしました。

健康な子供を育て上げた姉が、私からすると羨ましい悩みを話すとき、この事を話し生きてるだけ良いよ。と言ったら姉は幸せになっただろうか?

息子が成功率三割の手術に挑む前、管や機械だらけでいかにも危うい息子に

この子は強そうな顔してる❗生き残れるよ。

と姉がいうのを

ありがとう。

といわず私が正直に

いや、気休めはいいよ、そして、生き残れてもいばらのみちだよ。正直助かるのだけが幸せか今はわからない。

と返事した方が家族としてただしかっただろうか。

 

 

遠方にすみ、なかなかLINEに返事もくれないと義母がこぼす旦那の姉妹。

話したあとのフォローはたぶんない。

そして私には今それがしんどい。

 

私のわがままでもある。

 

毎日大丈夫?今日はどう?

と訪ねられると旦那はつらいという。

 

旦那のわがまま?でもある。

いや、早く治すためには必要な意見だ。

 

毎月している経済的支援を、義母が受け取りにくくなるであろうともおもう。

 

真実を全て明らかにして共有するのが家族の当たり前で信頼関係でしあわせなのか。

 

私にはわからない。

けど。

 

私が間違っているのかもしれない。

という気持ちを彼女の文章は私に問題提起をする。

 

白か黒か。

世の中には角度を変えると色が変わるものがたくさんある。

だから悩む。

 

今晩も眠れない。

そして時折、旦那がおきてる気配が感じられる。

ああ、昨日も眠れなかったのに、今日も眠れていないみたいだ。

 

辛いな。

色々つらい。

とりあえずめをつぶり最低あと一時間はベッドにいよう。