きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

からあげくん22歳になる。

息子が22歳になりました。

田舎では有名なイタリアンのお店に行きました。

予算一人一万円くらい。

もうね、年に一度必死の思いで行く店ですwww

 

ランチならもう少し行ける🎵

 

多分、ア・ラ・カルトでなく、コースにしたらもう少し安く行ける。

 

けど、息子の誕生日、やっぱり特別なんです。

私の人生観が全てひっくり返ったひ。

 

喜びより恐怖が勝つ日です。

祝いの席というのは、古来災いを払うために多くの人に集まって貰い、身銭をきり祝いの席でもてなすことだったと聞いたことがあります。

還暦などはその類いで、これは親のために子供が仕切るらしい。

というので大変な日々でしたが祝いの席を持ちました。

 

祝いと呪い。

どこか漢字も似ています。

 

まあ、そんなわけで。

恐怖が蘇り、幸せより苦しみの思い出がフラッシュバックするのを振り払うかのように楽しんできました。


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いく品か撮り忘れちゃいましたが。

どれも最高の一皿でした


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で、帰宅する最中、気が抜けて既に調子が悪くなった私。
皆よりひとあし早く家に入り、吐いちゃったのは秘密です。

興を削ぎますから。

やっぱりこの日は怖いんです。

でもこの日が今年も迎えられたのは幸せです。

体調を崩しているとんかつくんも頭痛が激しくなったみたいで。

やはり何かしら心に傷があり、これまではでなかったけど今年は弱っているから耐えきれなかったのでしょう。

本人はそう思ってないみたいなので伝えませんが。

朝からお腹を下していたとんかつくんです。

まあ、それくらい私たち夫婦には強烈な誕生でした。

 

 

 

からあげくんはしきりにありがとうを連呼していました。

いつもお礼がいえないのに、やっぱり特別を感じたんでしょう。

 

こうして我が家の宴が終わりました。

今日から日常がもどってきます。

私はビックリするくらい元気でお腹すかせています。

お店で購入した白トリュフ塩を目玉焼きにかけて頂こうかと❤️

余韻というやつです。

 

 

 

ある日いきなり世界が色を変える。

そんな記念日が過ぎ去りました。

 

怖かった~

辛かった~

けど幸せだった~

 

失いたくなかった❗

だけどこれからが怖くてリセットボタンがないかと本気で思った❗

 

生かす決断をしたのはエゴだったのではと何度もなやんだ。

でも、昨日のからあげくんは最高に笑顔が輝いていて生きている喜びが溢れていて、

頑張って良かった

 

いろんな気持ちの渦が、少しずつ凪へと移行していっていますが、まだ今朝はざわりざわり、胸のなかが波立っています。