きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

メルカリに見る人間模様と私の今。

今年春から終活もどきのメルカリを始めた。

不用品からではなく、コレクションからの始まりだ。

我が家は息子だけでなく、実は旦那も私もコレクターだった。

だから、シリアルナンバー入りのものや、珍しい海外もののコレクションをかなり持っていて、リノベーションでいわゆる不用品はほぼ廃棄したのだがそんなコレクションが段ボールに何箱もあった。

それらをもっとギリギリまで持っていたい気もしたのだが。

昨年メルカリを単発的に使うようになり、これは面倒な作業で、自分がもっと歳を重ねたときにこれができるのかと考えたら

 

無理だわ❗

 

と思ったのだ。

息子には息子のコレクションがあるし、

私たちのコレクションは見る人によってはごみだ。

いま手放さないと価値は0どころかマイナスだ。

ありがたいことに半分以上は既に新しい方の手にわたり、残りも一日ひとつふたつの割合で手元を離れていく。

 

この中で出会う人は本当に様々だ。

ああ、転売されるな。

というもの。

国に帰るから思い出にという海外の方。

今時らしく昔仮面ライダーをみてグッズを欲しがる子供のための方。

コレクターのかた。

孫のおねだり。

そもそも連絡がほぼないひと。

無茶苦茶めんどくさい人。

クレーマーとしか思えない人。

 

まあ、色々で。

楽しいときと、引きずるくらい嫌なときの差も激しい。

 

売る側として数年やってきたが、メルカリにはminneに比べかなり厄介なひとがいると思った。

でも、社会で生きるとはこういうことで。

私は今たまにイラつきながら、最終気持ちよく終われるように努力しようとしている。

たまに失敗するのは私も未熟なのだ。

 

近頃は断捨離品も出品して、生活も身軽にしている。

たまに売り上げで家族の好きなものを購入してみたり、payで発送したコンビニで買い物したり。

生活費の足しになっている。

 

本当はメルカリで出会うとんでもない人についてかこうとおもったのだけど、

思い返すと善良な人の方が圧倒的に多いのにきがついた。

そして楽しんでることも。

 

最後に。

メルペイやPayPayを使いこなせるようになったのも収穫。

新しいことを取り入れるのはしんどいけれど、慣れると楽しい。

 

小さなことからコツコツと

私の世界は広がっている。