きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

ひなまつり

私は自分の雛人形が嫌いだった。

理由は人と違ったから。

田舎では多くの友人が段飾りの立派な雛人形を持っていた。

私は初節句を都会住みで迎えたから雛人形は都会サイズの小さな木目込人形だ。


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しかし、立派な雛人形を持っていた義理の姉はうちがリノベーションするまで、実家だった我が家に雛人形をおきっぱなしだったし、リノベーションの時に引き取るのかと思ったら捨てた。

わかる、大人になるとわかる。

義姉のところは娘がいるからその雛人形がある。

さらにでっかい七段飾りの雛人形は重い。

飾る体力も落ちてくる。

 

私も毎回箱に中身をおさめていたが、今はこのまま納戸の奥にしまいこみ、出すとき歪みを整えるのみになった。

これでもだ‼️

 

息子が欲しい。と訴え購入した新入りも。


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 このままの形で普段は納戸の奥の本棚の扉の向こうにしまいこむ。

 

お雛様。

飾って、愛でて、感謝して

そして幼い頃嫌いだったお雛様はいま私のお気に入りだ。

価値観は変わる。

好きなものも変わる。

そして思い出は色褪せながらも輝いている。

お雛様の造花も色褪せている。(笑)

 

 

女の子の幸せを願うひなまつり、

ウクライナの女の子達はいまモノクロの世界にいる。

輝いていた美しい街が色褪せ、日に日にモノクロ映像との区別がなくなって私たちの前にも姿を見せる。

どんなに胸を傷めて、たくさんの女の子が亡くなったひなまつりだったのだろうか。

 

お願いします。

こんなときのために政治家はいるんですよね?

権力もあるのですよね。

 

ウクライナの女の子が笑顔でいられるひな祭りが来年は来て欲しい。