きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

私が 住む にこだわる理由

私はインテリアも好き。

 

 

リノベーション以来さらに拍車がかかったが、リノベーション前から片付けマニアだった。

 

 

 

からあげくんが小さい頃と今では、

心地よく暮らす

の環境条件が変わった。

生活必需品も変わったし。

趣味も変わった。

移り気だから、今ですらまだ変わり続けている。

 

 

変わらないのは

 

 

家で過ごさねばならない時間がある。

 

という制約。

 

 

コロナ禍以前も我が家は冬場はショッピングモールにもレジャー施設にもほぼ足を運ばない。

からあげくんに至ってはコンビニもなるべく禁止。

外せない外出はマスク必須。

で19年。

 

だから、どれだけ自宅で幸せを感じられるかを追求してきた。

 

だから、どれだけ家の居心地が良いかが幸せに直結する。

 

 

家族がリビングに集う時間を大事にする。

ということを多くの家庭が目指すと思うが、

我が家は、一人一人がどれだけ自分の好きな空間でリラックスするかを大事にしている。

 

 

家族ではあるが、好きな色も、好きな音楽も、好きな照明も、好きなテレビ番組も、活動時間も違う。

 

 

だから、リノベーション前からきっちり個室があった。

 

 

私が常にリセットした状態を保ち、口を出す場所は共用スペースだけ。

ここだけはなるべく綺麗を保ち、

冷蔵庫には常にみんなの好む飲料が冷え、

パントリーにはそれぞれが好きなお菓子があるように管理する。

心地よい音楽が静かに流れ、適温に保たれている。

 

 

結局はみんながどれだけリラックスして過ごせるかだと思う。

インテリアはそこに付随していて、我が家では心踊るより、どれだけ安らげるか。

を大事にしている。

息子の部屋は真逆でどれだけ心踊るかで構築されている。

 

 

 

私は今、テレビ台の下を照らす間接照明に照らされたほこりが気になってそわそわしながらこれを書いている。

安らげていない。

 

モップをかけよう❗

かけないと私はリラックスできない。

このあたりはすこし病的でダメなところだ。

しかし悪いだけではない。

家族がうんざりするような散らかり具合には決してならない。

いきなりの客も3分待って貰えればどうぞと言える。

 

 

もはや、

老後の縁側でお茶

に近いような生活を私たち家族は送っていたのだが。

コロナ禍となり、

すこし変わった。

エンターテイメント性を自宅に求め始めた。

疑似ホテルライフ、疑似外食、疑似映画館、疑似オフィス。

今まで家のそとで楽しんでいたものが家庭に持ち込まれている。

 

これは我が家だけではなく世の中の風潮らしく、ホームメーカーのCMが変わり、インテリアSNSやインスタでみる暮らし方が変わり始めている。

 

コロナは暮らし方を変えた。

そして、きっとこれからの暮らし方は二年前と様変わりするんだろうな。

としみじみ思う。

 


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