きみと歩く時々走る

重複障がいのある息子とのこれまでと今

じゃがりこ握って生きましょう❗

からあげくんは、

今は好きなものだとビックリするくらい食べるんだけど。

やはり同じ年代に比べると食が細い。

 

生まれたとき、暫く経口摂取が出来なかったせいか、体力がなかったせいか、一度のミルクが30㏄なんてざらだった。

がりがりの赤ちゃんで、

手術になる度、

離乳食からミルクに戻り、何度もやり直しをした。

 

好き嫌いはあまり無かったが、とにかく量を食べない❗

 

体重が次の手術に生き残るためにかなりのウェイトを占めるので⬅️体力、気力勝負な所がある。

私は泣きそうになりながらあの手この手を使ったのだが。

うまくいかない。

ノイローゼになりそうなほど食べ物の事ばかり考えて必死だった。

思えば私はこの頃から

食べさせる‼️

に必死だった。

 

そんなある日。

摂食外来で先生に

 

お母さん❗じゃがりこでも握らせときなさい❤️

お菓子でも育つから‼️そんなに気持ちをはりつめないで気長にいきましょう。

 

といわれた。

 

私はじゃがりこを握らせてからあげくんを育てた。

 

育ちました。

 

じゃがりこ

卵ボーロ

白い赤ちゃんせんべい

 

これで育った❤️

 

ちなみに

 

母乳は必死に絞って冷凍したのに、特殊ミルクしか飲めなくてたった一度の10ccだけ。

愛も母乳もやる気もあってもどうにもなら無いことがあることを母乳❗母乳‼️と高らかに叫ぶ方に言いたい。

 

私は傷ついていましたよ。

 

 

離乳食も病院食と市販品に半分以上お世話になった。

少ない量で多くの食材を食べさせるには市販品がBEST。

自力でももちろん頑張ったが、少食の子供にはコスパや食べやすさを追求すると市販品を足すのが最も最良だと気付いて、

 

してやりたい。⬅️自己満足

より

いかに太らせるか⬅️実利

をとったのだ。

 

 

 

 

 

愛情や気合いがあってもじゃがりこを握らせる親がいるのだと知って欲しいし。

 

もし、罪悪感がある人がすこし気楽になれたら私は嬉しい。

 

そんな彼の朝ごはん。


f:id:maruttosiawase:20210610070814j:image

母が体調悪くて手抜きだけど。

これを食べられるだけに育ったから🎵